ブログのタイトルと、アニメに隠れたメッセージへの敬意

速いもので、

およそ月一でゆるゆるやろうと思って

ブログを始めて以来、

かれこれ1年ちょっとが経ちました。

 

ところでこのタイトルですが、

ブログを始めるまえに

子1カ月ほど迷った甲斐あり、

今でもなかなか気に入ったものに

なっています。

 

それで今回は、

このタイトルについて

振り返ってみたいと思います。

 

アニメ、とりわけ少女にもらったエネルギー

私は実際かなり後発隊なのですが、

 スクフェスを人がやってるのを見たり、

アルバムを借りて聞いたりしているうちに

 ラブライブにハマり

(元祖2期も終わって改めて1期の再放送が

 なされていたころのことです)、

 

以来仕事にせよ趣味の活動にせよ、

「こんな風に自分も頑張らなければ」と

奮起させられてきました。

 

この想いを多少なりとも

形にできないものか。

 

このような経緯より、

ブログのタイトルは上記にちなみつつ、

さらに対立概念同士をうまく並べることで

整合性のとれたものを目指しました。

 

まずは

格言などによく見られるパターンとして、

x のように p し、 y のように q しなさい。

という型で考えることに。

 

まずは対立軸の片方に、

スクールアイドルを髣髴とさせる

「少女」を置きます。

 

そして、対立するものとして

「機械」を。

 

これはもちろん機械学習を示唆しており、

個人的な機械学習への関心を

この場で適宜書いていこうというフラグです。

 

スクールアイドルと学習の射程

 

さて、では、機械学習を通じて我々は

何を理解すべきでしょうか。

 

これを包括的に括ろうとするならば、

「時間」「空間」といった

2軸がまず考えられるでしょう。

 

ちょうどこのころ

ベルクソンの入門書を読んでおり、

その影響も受けてのことです。

 

そしてラブライブを暗に示唆しながら

これを表現するのにうってつけなのが、

「いま」「ここ」

というわけです。

 

togetter.com

 

この momorin さんの感想まとめが好きで

よく拝読しているのですが、

そのまとめによれば

 

「スクール」アイドルであること、

つまり学校に所属している前提であるがゆえに

有限の時間のなかで取り組む必要があり、

かつそれが貴重であることが

読み取られています。

 

togetter.com

 

だからこそ「いま」「この場所」が

繰り返し問われるわけです。

 

そして「いま」「ここ」を起点にする、

つまりそれらを最重要視する事は、

機械学習の一種である

強化学習にも通じるでしょう。

 

であるがゆえに、

このブログのタイトルに含ませたいと

確信してきたわけです。

 

少女と機械とを通じて

我々が再認識するのは、

「いま」と「この場所」の重要性です。

 

類似性の危険と、対比によるアース

しかしながら、

機械と少女の類似性に着目しすぎると、

独自の隘路に入る危険もあります。

 

そこで、

隷属といった負のイメージとは

全く異なる、

別の共通点に焦点を合わせるよう

考えてみます。

 

そして、これはまぐれなのですが・・・

興味のおもむくままに「敢えて、

 一見逆っぽく組み合わせてみよう」

という試みをした結果、

 

ちょうど解消しあう形になりました。

 

つまり、

少女が機械のように隷属されるのではなく

機械が少女のように生き生きと、

そして主体的・創造的に振舞うさまを

表現できたと思うのですね。

 

「機械のように今を輝き、」

つまり機械だって「輝く」すなわち

人々との相互作用を通じる中で、

今を充実させてよいのです。

 

というか、

人間との相互作用を通じて

何かを見出すこと・・・

ありていに言えば「自己実現」を

定義するような機械が、

(1つの方向性として)

求められているのではないでしょうか。

 

そして、

文字通り物理的に発光する物体で

我々が最もよく見ているものは、

まさに機械ではないでしょうか?

 

 

では、

「定義」のほうはどうでしょうか。

 

これこそまさに

機械の得意ワザに見えるし、

機械がモノを理解するのに

必須の概念と言えます。

 

が、実際にモノゴト、

言葉や概念を定義するのは、

これはむしろ少女ではないでしょうか。

 

資料をきちんと当たれていませんが、

女子高校生を中心とする少女によって

日々新しい概念、価値観、括りが

定義されているのは

周知としていいのではないでしょうか。

 

また、少しラブライブに戻りましょう。

 

その前に1つ、

ベルクソン=時間と空間の哲学』に

基づく考え方ですが。

「前よりも果物が甘くなった」とき、

変化したのは果物のほうか、

それとも自分の味覚のほうか。

 

こう考えていくと、

案外モノの定義というのはいい加減で、
(その分柔軟性が高いとも言えます)

その内容がすっかり変わってしまっても

同じ名前で呼ばれ続けるわけですね。

 

三宅陽一郎さんの先日の講演

テセウスの船という話題がありましたが、

修理のたびに船の一部ずつパーツを入れ替え

ついには船の100%が入れ替わったとき、

それでも・・・

その船は同じ名前で呼ばれますよね。

 

ようやくラブライブに戻りますが、

ユリイカのアイドルアニメ特集号にて。

目まぐるしく変わりゆく秋葉原の街を

「この街」と呼ぶ彼女たちが、

ついにはニューヨークのことを

秋葉原と似た)「この街」と

呼び始めるわけです。

 

「いま」「ここ」をこの街として定義し、

その定義は彼女たちが移動することで

越境し拡張されるわけですね。

 

この意味でもまさに「少女」によって

「いま」「ここ」が「定義」されます。

 

長くなりましたが、

このように趣味全開でスタートした

「機械のように今を輝き、

 少女のようにここを定義せよ」、

今後もよろしくお願いします。

 

ここまでありがとうございました。

 

鉄道ゲームの考察も近々したいですが、

そのためには美の起源なども

やはり学んでおきたく・・・

なかなかモノを述べるのには

時間をかけないといけませんね。

 

参考文献

ベルクソン=時間と空間の哲学 (講談社選書メチエ)

ベルクソン=時間と空間の哲学 (講談社選書メチエ)

 

出版社ページ 

 

高瀬司 (2016) 「スクールアイドルの輝きの向こう側へ 『けいおん!』から読む『ラブライブ!』」, 下記 pp. 149 - 167

出版社ページ 

 

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