2018年をいちおう振り返る

 

こんばんは。センケイです。

 

ここ久しく日記をつけたり、

あったことを振り返るのは休んでいましたが、

出来事を忘れてしまうのも惜しいと思い、

キーワード毎に、

簡単に振り返ることにしました。

 

出来事と出来事が不思議に組み合わさり、

来年もまた楽しみになるような1年が

過ごせたように思います。

 

感謝したいこともたくさんありました。

 

機械学習

機械学習の仕事を始めてからというもの、

哲学の本などを読みかじって

オリジナルのモデルを作るのに没頭しており、

既存の手法を調べて適用することが疎かになっていました。

 

しかし、いくつかのきっかけを経て、

既存の手法もきちんと押さえる方向に、

ようやく舵取りでき始めました。

 

後述しますが、

オリジナルにせよそうでないにせよ、

体系的に仕組みを作ることについても、

今年はようやく一歩を踏み出せました。

 

上記のいずれにせよ、

得手を伸ばすことと不得手を補うこと、

その両方を組み合わせて学ぶことが大事だったのかも

しれませんね。

 

 

詰みゲー消化

今年こそは何十個も積み上げたゲームを

消化してしまうぞと意気込んでいましたが、

Factorio の(ゲーム内時間)8時間未満の

攻略に熱をあげてしまい、

すっかりおそろかに・・・。

 

しかしこの Factorio の8時間プレイが達成できたことと、

そして(攻略は終わってないのですが)

街を作ってゾンビに備える『They Are Billions』を

7割程度まで進められたことを通じ、

体系的にやる、ということを学びました。

store.steampowered.com

※ 20% オフは 2018/12/31 時点の情報ですので変動します。

 

ゲームも本気で攻略するには、

開始時に全体の構成とロードマップを考えたり、

毎回つまづくポイントをメモして押さえたりするなど、

紙メモ等を通じた外部記憶・自己フィードバックが

欠かせないことを学びました。

 

これは仕事においても同様だと思いました。

 

今までよりも最初に設計を考えたり、

つまづくポイントを丹念に記録したりし、

ようやく(これまで不得手だった)体系的に作ることが

出来るようになってきたと思います。

 

あまりにも当たり前のことだったのかもしれませんが、

少し回り道してでも、設計や記録、確認をちゃんとするほうが

かえって速いということだったんですね。 

 

体系的に作る

仕事では、ある意味では試練だったのですが、

体系的に作らなければいけない機会に恵まれました。

 

比較的大きなシステムの開発に

携わることになったのです。

 

プロジェクトリーダーの方には

多くのご迷惑をかけてしまったのですが、

辛抱強く自分を支えて頂いたことに、

感謝の気持ちしかありません。

 

自分の不得手が予想以上に明らかになり、

肉体的にだけでなく、

(迷惑をかけている点から)

精神的にも苦しい時期がありました。

 

このような時期、妻にもかなり励まされました。

残業の続くあいまに、

公園の散歩に同行してもらったときの写真です。

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妻は私以上に新しいことへの挑戦に貪欲で、

そんな妻と、

今よりももっと成長していこうという価値観で

日々を過ごすことができ、嬉しく思っています。

 

※ 2021/04/05 追記 ↓↓

励まされたのは事実でしたが、離婚しました。

※ 追記ここまで ↑↑

 

移動する

もともとアニメやゲーム、読書と、

家にこもっていたい趣味が多い自分は、

移動することも今まで控えめでした。

 

しかし今年は移動する機会に恵まれました。

 

ある理由で2018の初日の出は空港だったのですが、

今思えば大いに ”移動する” 今年を象徴するようです。

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比較的暖かくなってきた春の日、

友人と母校探訪をしました。

 

半日にわたって懐かしの地を巡りましたが、

その間ずっと運転で案内してもらいました。

友人に感謝しています。

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また別の友人の慶事に参加した際、

なんとその友人が景勝地まで運転で案内してくれました。

それなりに時間のかかる距離です。

 

もし読んでくれていたら、

この場で感謝をお伝えしたいと思います。

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久々に家族旅行の機会にも恵まれました。

正直、あと何回いけるか分からないことを思うと、

こうした時間があったことを嬉しく思います。

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また一方で、

趣味の一環なのですが、

”移動” をテーマにした開発プロジェクトの参加の機会に

去年から恵まれています。

 

こちらも今年、徐々に軌道に乗る運びになりました。

 

これらの縁から、

移動することの楽しさをかみしめ、

今まさに舞台探訪旅行を計画するに至っています。

 

 

勉強会・セミナー

今年は勉強会にも複数参加させて頂くことができました。

 

一人で孤独で本を読むのもそれなりに楽しいのですが、

いろいろなかたと一緒に読めるのはやはり全然違います。

 

周辺の話のディスカッションもあることで、

より対象となる本・章の理解が深まったと思います。

 

主催されている方には、

もし読んでくださっていたら、

この場で感謝をお伝えしたいと思います。

 

いっぽう、開かれたセミナーのなかでは、

日本デジタルゲーム学会 (DiGRA JAPAN) の参加が思い出深いです。

 

こちらの参加を通じて、2019 年に DiGRA の国際大会のほうが

日本で行なわれるという情報を得ました。

 

これを受けて、 

自分も日本のゲームの動向(あわよくばその発信)に

何か貢献できないかと思い、

きのこたけのこ戦争・IF」というゲームの考察を

真面目に書こうと決意します。

 

 

文章を書く

受けるか受けないかはともかく、

とにかく自分が書きたいことを書くという方針で書きました。

 

きのこたけのこ戦争・IF というゲーム、

そしてヴァーレントゥーガとその派生作品がいかに、

日本のクリエイティブの系譜を受け継いでおり、

海外でも充分プレイ・研究されるべきか、という旨を凝集しました。

 

結果、

当初思っていたよりも反応を頂くことができ、

文章を書く楽しさをかみしめるとともに、

この方針で間違ってなかったと痛感できました。

 

反応くださったかたがたには、

もし読まれていたら、

この場で感謝をお伝えしたいと思います。

 

なお、体系的に作るための学びは、

文章を書くことにも活きてきていると思います。

 

 

ライブ

今年はメットライフドーム、東京ドームと、

Aqours のライブ参戦にも恵まれました。

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この2回のライブを見られたことで、

自分の中のものの見え方が変わったように思います。

 

アニメ作品全体に通底する、

今できることを徹底して追求するさま。

これを体現するかのような、キャストのかたがたの

パフォーマンスの数々と、絶え間ない訓練の形跡。

 

これを見て、

「自分はもっと普段の時間を密に使えるのではないか?」

「新しいことをもっと恐れずにやるべきではないか?」

と、反省を促されるような心持ちでした。

 

 これをもとに、

これまで尻込みしてしまっていた

機械学習の既存モデルを幅広く調査することにも

ようやく動き出せました。

 

前々からやっていた仕事に対しても、

1ファンとしてだらしない姿は見せたくないと思うことで、

一段集中力が増したのではないかと思います。

 

また、このことと移動の楽しさ、

そして文章を書く楽しさが重なり、

考察を書き進めながら舞台探訪をしたいという

1つの大きなモチベーションが生まれました。

 

 

読書をする

この探訪の準備として、読書もはかどります。

 

前述の Aqours の劇中歌の歌詞、そして

著書『しかめっ面にさせるゲームは成功する』や

オートポイエーシス―第三世代システム』のメッセージは、

結果に対する過程の重要さ、

そしていつまでも学び続け、外界に合わせて変化し続ける重要さを

改めて教えてくれました。

 

これも、自分のやりかたはこれでよいのだ、という

自信に繋がりました。

 

 

今年はマンガを除いて87冊読むことができましたが、

まだまだもっと読めると思いますので、

より集中できるような工夫を施したいと思います。

 

そして今からここに今年88冊目を加えることに

集中しようと思います笑。

 

※ 2019/01/01 追記

85冊読むことができた、の誤りでした。

新年そうそうの誤りでお恥ずかしいですが、

時間制限のある環境ではいつも以上に気を付けるべきと

学べたことを有り難く思い、

怪我の功名にしたいと思います・・・。 

 

なお、86冊目の追加は

無事達成いたしました。

 

※ ↑ 追記ここまで↑

 

 

このように、アニメやゲームからも貴重な動機をもらい、

色々な方に大いにお世話になり、

さまざまなご縁が繋がる形で、

お蔭様でよい一年の過ごし方ができたと思います。

 

これと一貫性を持つ形で、

来年を続けていければと思います。

ここまで書いてきたことに関連して、

やりたいことが無数にあります。

 

それでは、皆様、

今年もありがとうございました。

 

来年も引き続き、

どうぞ、

よろしくお願いいたします。