チケットを申し込み忘れたときの心の緊急ケア

 

こんにちは。センケイです。

 

やってしまいました。

 

最速先行を3度に渡り落選し、

これが最後の望みになったかもしれない

HP 先行に、応募することさえも

し忘れてしまいました。

 

この春から新しい環境で

さあ今から頑張ろう!というところで

これは大きな痛手です。

 

しかし転んでもただでは起きぬ、

このあえぎを価値、可能なら

人類の共有財産にしようと、

知見を書きたい次第です。

 

 

防衛機制で落ち着きを取り戻す

なによりもまずは

気持ちのざわめきを押さえないとです。

 

大きな不安にさらされたときに

人が自然に行うメカニズムとして、

防衛機制は有名ですね。

 

ようは考え方の問題、とする

間に合わせの反応なので、

これ自体が次につながるという内容とも

言えませんが。

 

実際に今日行ってきたと記憶している

各種の対策を紹介します。

 

 

 

 

投影

この出来事はほかの誰かの出来事だと

思いこみます。

 

ライブに行きたくて辛いのは

実は私じゃないんです。

何となくみんなが

そういう空気になっているから、

私も何となくそう思っている

だけなのです・・・と。

 

 

合理化

納得できる理由付けを考えます。

いわば、届かなかったブドウの房は

きっと酸っぱい葡萄だ、というやつです。

 

いやゆうてライブってそんなに

楽しみじゃないんですよ。

 

ただあんまりこれが定着できちゃうと

次のライブもおろそかにしてしまい

また取り忘れることになりかねませんが…。

 

 

昇華

別に何かへ還元しましょう。

この感動したりなさを仕事にぶつけ、

仕事で感動できることを

目指していきましょう。

 

あるいはこのように、

ブログとしての成果を残しましょう。

 

「だめならまた次のチャンスをつかみに」。

 

さらに落ち着きを取り戻す

ここまで、

防衛機制として知られる、

今日実際に行ったと記憶している心の反応を

紹介してきました。 

 

ただ、

確かに「昇華」などはやや生産的ですが、

とはいえ防衛機制というのは

一時しのぎとして知られる反応行動です。

 

そこで、

情動調整行動療法、認知行動療法を使って

さらに体系的に対策しましょう。

 

わざと苦しみに入ってしまい

苦しみ慣れてしまう、

刺激暴露法という方法があります*1

 

映画曲をもはや繰り返し聞いて

自分を追い込み、

いつのまにか何とも思わなく

なってしまいましょう。

 

認知的再評価*2

そのことによって

かえって有意義になる効果を考えましょう。

 

1度くらいライブをスキップするほうが

次回以降なまの現場の衝撃が

かえって高まるだろう。

 

それに1度くらい行かなくたって

これまで2、3度に渡り現地に行ったのだから

そのとき受け取ったものは

「絶体消えないものだから。」

 

今までのライブを思い出して、

仕事に奮起しよう!

というわけです。

 

 

距離をおくこと」をしましょう*3

そのことばかりを考え

苦しみの渦にとらわれるときは、

何か他の楽しいことを考えましょう。

事実よりも過剰に

苦しみすぎているかもしれないのです。

 

 

今後の対策

ここまで、

その思い悩みのすえに

どのように反応することが可能かを

考えてきました。

 

しかしやはり大事なのは、

次に失敗しないことです。

 

いつも書いていますように、

未来を志向することが、

強化学習であり存在の二つ折れであり、

そして WONDERFUL STORIES なのです。

 

 

定期的なスケジュールに組み込みます。

週に一度確認すれば確実なのであれば、

Google カレンダーで毎週通知し、

そのときかならずチケット情報を

調べるようにします。

 

システム化することも考え得ます。

チケット情報のサイトに、

1日1度新しい情報がないか

確認しに行き、

何かあれば Slack に通知する。
このような装置を作るのも手でしょう。

 

もちろん、

不要に一日に何度もアクセスしないなど

マナーは守る必要があります。

 

そして何より、

原因を振り返ることが大切ですね。

 

精神的に余裕がなかったから

失敗したのでしょうか?

 

余裕が無いときであっても

大事なことを忘れないためには

どのような手があるでしょうか?

 

テレビの前や PC の前、あるいは

玄関にメモをテープで貼っておけば

毎日思い出すでしょうか。

 

HP 先行はないかもしれない、と

事態を過小評価していたのでしょうか?

 

確かに、HP 先行自体なされない、

という事態もあったかもしれません。

しかし、

失敗の苦しみが 1000 倍あるようなことは

例え確率が 1/100 ほどしか無いとしても

(単純計算で)普通のことより

10 倍気を付けるべきですよね。

 

確率的に気まぐれなことであっても、

その確率と(正・負の)効用をかけた

その値の分だけ、

注意を払っていきたいですね。

 

多少ははお役に立てるものが

あったでしょうか。

もっとも、この記事に一番救われたのは

私かもしれませんが…。

 

 

文章を書くのは良いですね。

彼は小説についてですが、

大塚英志さんは『キャラクターメーカー』で

文章を書くことで

「私」と距離を置ける効果について

述べています。

 

いずれにしても、

断念を力に変えていきたいですね。

 

それでは、ここまで

ありがとうございました。

 

参考文献

↓ ※ 2019/04/14 修正

誤った書影とリンクを貼っていたため

 修正しました。

メタ認知: 学習力を支える高次認知機能

メタ認知: 学習力を支える高次認知機能

 

 

 

感情心理学・入門 (有斐閣アルマ)

感情心理学・入門 (有斐閣アルマ)

 

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*1:メタ認知』191P

*2:感情心理学・入門』188P

*3:同書 192P