昔クリアできていた、勉強になる譜面の曲を極めてみる

※ 2021/03/26 追記↓↓

 

記事内で練習方針について一生懸命書いていますが、少なくとも GITADORA の攻略方針として大きな見落としがあり、ドラムの練習としてもそれが悪影響を及ぼしている懸念があったため、以下の記事を別途投稿しました。

a16777216.hatenablog.com

追記ここまで ↑↑

 

 

 

以前に書きましたように、11月頃から少しづつ音ゲー (GITADORA) に力を入れてきており、極力家でイメトレして、それで朝の自分くらいしかいないような時間を狙い、攻略を目指してきていました。

しかし、昔得意で散々クリアした曲さえも、そうとう家で自主練したつもりでも全く元々の感覚を取り戻せず、惨敗という結果が続きました。

これはもうダメだな、と思ってしまったんですよね。

 

ここで、ちょっと一歩引いて状況を見つめ直し、考えを変えました。

どうせやるなら、本物の楽器をうまくなるほうが何となくいい感じなのでは?なにか一つ腕に身につけられるものができたら、その年を生きた実感とかも付いてくるのでは?

 

いちおう軽音楽部の経験もあるものの、とてもそうできると主張できるほどの腕前はない。いつかしっかり練習して、まともに演奏できる腕前になりたいとは思っていました。いまこそそのときではないか。と、段々と思えてきたのですよね。

 

そんなことを考えていた折、渡りに船といいますか、KONAMI さんが自宅で GITADORA を練習できる購読サービスを、まさにこの冬リリースしたというのですよね。これには最後のひと押しをされました。

楽器そのものを楽しみ尽くしつつ、家でこのゲームを遊べるとあらば、一つの買い物で二重に楽しめるじゃん!ということで、防音対策などをよく調べ、購入に走ります。

 

年末年始に遊べるという点と、ますます外出が難しくなって閉塞感があるという点で、なかなかタイムリーだったと思います。

 

それに、途中まで努力してきたのに納得できるレベルになっていないものって、結局努力したわりにアウトプットがゼロみたいなもので、もったいないと思ったんですよね。やっぱりどこかで納得できるレベルまで行かねばな、ということで、遅かれ早かれこうすべきだったのだと思います。

 

さて、楽器のうまさについては具体的な目標を記述しにくいので、以下では GITADORA の攻略について書いていきます。

 

なお、自分は今までで一番出来ていた時期でもせいぜい難易度の6台の一部や7台のほんの一部だけが出来ていたくらいの実力なので、良い成績を記録しようとされているかたにとって、あんまり面白い記事にはなってないかもしれません。

しかしそれでも、体系的な攻略の仕方を記録していくことで、自分の助けにはなるし、多分いい思い出にもなるし、書いておきたいなと思いました。

それにあわよくば、まだまだこれから上手くなりたい、というかたにとって意味のある記事になったらなと。自分の助けになるようにかなり体系的に練習方法をまとめておけば、もしかしたらそういった意義のある記事になっていくかもしれませんね。

 

 

「花の唄」でいい成績を出すことを目指す

 

前に記事では予備校時代に友人ができるほどゲーセンに通っていた話も書きました。さて思い出してみれば、そんな友人知人たちのプレイは、私のようにできない曲やギリギリ出来る曲に挑んでばかりいるようなものではありませんでした。

記憶している限り彼らは、出来る曲の完成度をちゃんと高めてから次に進む、みたいな攻略をされていたんですね。

今にして思えば、きっとそういうアプローチを取ったほうが上達が早かったのでしょう。

 

 

さて、まだ再攻略に成功していないうちから挙げるのも取らぬ狸ではありますが、昔得意だった曲のなかでも特に「花の唄」という歌に焦点をあてたいと思います。

 

昔得意だった曲で、もう全くクリアの目処が立たなくなった曲が多数あります。その中でも以下の3曲、「花の唄」「CHOCOLATE PHILOSOPHY」「Homesick Pt.2&3」の3曲は、アドリブ部分があまり多くなく、パターンを完全に把握すれば、どうにか攻略出来る見込みがあります。

 

このなかでも3つめの曲は、レフトペダルも加わって大幅に難しくなっているため、しばらくはどう頑張っても無理そうです。

2つめの曲チョコフィロは頑張れば届きそうで、もしできたらかなり爽快感があるに違いありません。しかし、花の唄のほうがパターンが典型的で汎用性のありそうな点から、まず極めるとしたら花の唄のほうに軍配が上がります。

 

それで改めて譜面をよく見返し、全体を通して丸暗記できるくらい研究してみると、これがなかなかどうして、学びのあるいい譜面なんですね。

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①: まずダブルストロークを除くキックの基本的なパターンが網羅されるので、リズムキープを楽しく復習できます。

 

②: フィルについては、易しいフィルならふつう R L R L … と両手を交互に動かしさえすればいいところを、ここでは R R L L R L … のようなダブルストロークがたびたび要求されます。

難易度の割にトリッキーですが*1、これはより上級のフィルをこなしていく上での良い練習になるでしょう。

 

③: 名前が付いているパターンかは分かりませんが、鈴木愛さんと小野秀幸さんのタッグ曲に見られるハイハットのパターンが出現します。

 

これらはいずれも、より上級の曲に挑んでいく上での基礎になることでしょう。予備校時代にど〜してもクリアできなかった「正論」や「Black horizon」、「Destiny lovers」に対しては、特に直接的に役に立つはずです。

 

それに、この BPM 120 といった曲で落ち着いてつないでいく訓練をしていけば、きっと手さばきも丁寧になるでしょうし、コンボ数を増やしていくという楽しみも味わえるでしょう。

それにこうすれば、ゲーム攻略に血が行き過ぎてかえって楽器としてのドラムが下手になる、というおそれも避けやすいと思います。

 

また、ゲーム外の事情ですが、「ディスクふにゃふにゃシステム」によって周囲に響く振動を大幅にカットしたものの、それでも乱暴に叩いて大きな音が出てしまうのは怖いものです*2

その意味でも、むやみに速いテンポで難しいことをしないのは、おあつらえ向きです。

 

なお、楽器としての練習としては、まず BPM 100 でだいたいのことを出来るようにして、少しずつ BPM を上げていく、という練習をしています。

いまちょうどそれが BPM 120 まで来たところで、これがちょうど花の唄の BPM とも一致するのです*3

 

ところで有り難いことに、上で挙げた6曲はいずれも購読サービスに入っているため、自宅で無限に練習できそうです。

 

 

練習方法

 

実際に練習していきます。

 

まず、一番難しい箇所、A メロ終盤と B メロ全体のパターンを丸暗記します。リズムの音を口ずさむことで少し覚えやすくなるかもしれません。

 

次に、各打を右手と左手を割り当てます。

B メロの最初のレフトシンバルが迷うところですが、自分はその直前の4つのスネアで L L R L の癖が付いてしまったため、レフトシンバルを右手で打つことにします。

まあ、以降の奇数拍目を R で統一できることになるので、これでも悪くないでしょう。

 

ここで、楽器としての練習をします。不慣れな譜面のため、いったん BPM 90 - 100 くらいまで落とし、クリック音を 16 分にして練習します。

電子ドラムの音をよく聴いて、強弱や叩き方のバランスを取っておくことで、変な癖がつかず、音として気持ち良いものを出せるようになることでしょう。

 

BPM 100 で音として均整の取れたものになってきたら、BPM 120 に引き上げます。これで本番と同じテンポになります。

 

特にフィルのところは、BPM 120 が決して乱れないように繰り返し練習します。

 

なお、フットペダルありで 90 - 100 でカンペキにやるのと、フットペダルを無視して 120 でカンペキにやるのとでは、結局前者をしっかりやったほうが近道という感じがします。遅いテンポで構わないので妥協せず完パケをやること、そうすると身体が覚えていく感じがあります。

 

通算何時間かやってさてゲームをやってみましたが、フットペダルあり 120 をまだカンペキにこなす前に挑んでしまったため、サビ直前より先に進めませんでした。

しかし、B メロ初頭でダメになっていた今までよりは前進しました。もういちど、楽器としてフットペダルあり 120 を徹底して身につけようと思います。

 

また、フィル以外の部分も舐めてかかっていたら、案外レフトシンバルとライトシンバルとの間でコンボが切れてしまい、慌ててテンポを乱してしまうなどのミスが出ました。

おそらく、ゲージだけなく集中力や自信の維持も大事で、たとえゲージが満タンでも自信の乱れがあると上手くいかない気がします。なので、通常のパターンのところも、楽器としての練習に立ち返り、よく繰り返したいところです。

 

あと、ドラムの練習になるような身体の鍛え方も普段からしておこうかと。

縄跳びがどうも良いらしくて、それに縄跳びをやっておけば他の音ゲー「DANCERUSH STARDOM」の練習になるという話も耳にしたため、一石二鳥ということでひとつ取り組みつつあります。

腕と足、リズム感と筋持久力、この4象限の組がいずれも鍛えられそうでいい感じです。

 

以下のようにはやる気持ちもありますが、上で挙げた花の唄、一ヶ月とかでフルコン…いやせめてノート数の半分くらいまではつなぎたいですね。それにまずは6台の曲で昔から好きなやつは一通り出来ておきたい…。

 

 

まとめ

 

  • ディスクふにゃふにゃシステムは大事
  • 最難関を暗記する
  • 右手と左手を割り当てる
  • 楽器として遅いテンポで練習する。だんだん速くする
  • 実践では、意外と苦手だった箇所を認識しておく
  • 1つの曲の全てを学ぼうとするの、多分大事
  • 縄跳びも多分大事

 

それでは、ここまでありがとうございました。

 

また進捗したら続きを書きたいと思います。

*1:あさきさんの趣味かもしれません。

*2:なお、バランスディスクで最安値のものを買ったら、4つ中1つの弁が壊れていて結局買い直すことになったので、レビューを見てから買うべきかもしれません。

*3:花の唄の場合はスネアがダブルタイムになっていて体感としては BPM 240 に感じますが、まあ体で覚えることは特にフィルの場合、 120 のときと変わりませんね。