こんにちは。センケイです。
異次元フェス、凄いライブでした。
最初は1曲1曲が切り詰められてかなり短いのではないかという悪い噂も流れていましたが、当日が近づくにつれて自然と想いが高まってきたのは私だけではなかったと思います。
ラブライブ!担当の私としては、アイドルマスター曲を予習するなかでやってくれたら凄く嬉しいと思う曲が次々に増えていき、直前には「ラブライブ!も聴けるイベントなのだ」ということを忘れてしまっていたほどでした。あの曲もあの曲もやるよ!驚きなさい、過去の自分。
その「あの曲もやるよ!」でのっけから脳みそが破壊されたのが序盤のショートメドレー。あとで話しますが、初手でショートメドレーを持ってくるというのもなかなか神采配だな、と思いました。
最初の4曲でまず 俊龍さん→ EFFY さん→ヒゲドライバーさん→ヒゲドライバーさんと好きな作曲家さん3名の曲が続いてまず圧倒されます。
3つ目のビタミンSUMMER!はすごくやってほしかった曲だったし、Yes! Party Time!!、On your mark、シャイノグラフィはうろ覚えながらも大変素晴らしい曲調に酔いしれます。
そのあとまさか Love U my friends → Rat A Tat!!! → 未来の僕らは知ってるよ ですって!
フェスだから表題曲をやるのはそうなのですが、それにしても、今年の自分にとって特別な思いのある曲が続き過ぎでは!?
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の「Love U my friends」は、自分の最推しである Aqours を差し置いて、今まで生きてきた中で一番良かったと感じさせられた瞬間の楽曲群のひとつです。
MILLIONSTARS の「Rat A Tat!!!」は、現在放送中のアニメ「アイドルマスター ミリオンライブ!」において非常に重要な場面で挿入歌として使われた曲で、この場面は私の今年のアニメ視聴経験のなかで1〜2位を争うほど泣いた場面でした…。
Aqours の「未来の僕らは知ってるよ」は、今年のホワイトデーライブまで Aqours が温存していた曲です。
感染症が広がり、9人揃ってのライブが長い間できず、ファンもキャストさんもスタッフさんも悔しい思いをしてきた 2020 年と 2021 年。
ついに9人揃ってのライブが再開された 2021 年の末。満を持して「未来の僕らは知ってるよ」が披露されました。会場はぴあアリーナMM でした。
しかし 2022 年前半一杯を使って行なわれた、いわゆる「ナンバリング」ライブでありドーム級の会場で公演される 6th ツアーでは、合わせて 66 曲もが披露される中、「未来の僕らは知ってるよ」は2期のオープニングテーマであるにも関わらず一度も披露されていませんでした。
ファンの間では、「未来の僕らは知ってるよ」には重要なコーレス箇所があるので、声出し解禁されるまで敢えて温められていたのではないか、と推測されました。
2023 年の 3 月になり、2 月から声出しが可能になったことを受けてか、ついに披露された「未来の僕らは知ってるよ」。あのときの感動は言葉になりません…。
このショートメドレーのラストを飾ったのは、私にとってとても大切に感じられる、そんな曲であったのです。
(この調子で書いていたら全然終わらないな笑、) 巻きでいきましょう!
東京ドームであれをやる。前半戦
1つ目のブロックは…
にゅ、new generations !?
ご出演されるキャストさんからあり得るかもしれないと思っていたとはいえ、アニメで主人公ポジであった3名でアニメ挿入歌「流れ星キセキ」をやってくださるとは…。
次は…「走り出した…」…CHASE! だと…!?
これはラブライブ!フェスというシリーズにとって非常に重要なイペントにおいて楠木ともりさんのパフォーマンスを拝見し優木せつ菜が推しになる決定打でもありましたし、林鼓子さんにバトンタッチしてからは、上記の「生きてきた中で一番良かった」と感じた一連の流れの中にあった1曲でもありました…。あとアニメ1期1話…。
そして「めっちゃGoing!!」…!
こちらはラブライブ!フェス以来、自分としてはかなり久々の現地での拝見。オンラインでしかライブの無かった時期に、元気の出るダンスにたいへん励まされた思い出が…。
次は「Toy Doll」だ!
ライブで盛り上がること待ったなしの曲で、2022 年に京セラで行なわれた 4th のハイライトと言っても過言ではないでしょう…。
…まずいまずい、こんな調子では金曜の Aqours のライブまでに完成できませんね!こんな調子で、ほとんどすべての曲に思い入れがありますが、頑張って快速運転をしていきます!(急行元町・中華街駅行きです!)
そして…
WATER BLUE NEW WORLD…!?
待待待ってください、東京ドームという会場でこれをやるんですね!??
「WATER BLUE NEW WORLD」は、アニメでは、東京ドームで行なわれる決勝戦で披露された Aqours 渾身の一曲です。
Aqours がもう一度東京ドームに帰ってくる…
一度は感染症によって中止になってしまった2回目の東京ドーム。それでも、皆が Aqours を信じ続けたことで、ベルーナドームを超満員にすることができた 2022 年 3 月 6 日、東京ドームに Aqours がまた返ってくるというお知らせを受け取り、深く涙したのは、まだ冷たい空気が透き通るような、そんな春の日のことでした。
しかしその当日、6th ツアーにおける2回目の Aqours の東京ドームである、2022 年 6 月 25 日と 26 日 の公演では、この曲はお預けになっていました。でも不満はまったくなくて。その2日間は「未体験HORIZON」や「想いよひとつになれ」、「smile smile ship Start!」などで、コンタクトレンズを飛ばしてしまうほど泣いたから、それで本当に最高の2日間だったのだけれど。
でも、またあの曲がこの場所に返ってくるんだって。
「雲の上だって。空を飛んでるみたいだって。」
そんなふうに羽ばたく Aqours をまた見ることができる。
偶然にも、この日は少し早く近くに着いて、ここの歩道橋に寄り道していたら、万感の思いでしばらく動けなくてそのまま佇んでいました。
1からその先へ!その瞬間が本当に見れるなんて!
6th ツアーの東京ドームにないもので異次元フェスにあるものがあるとすれば。
1つは、声出しの解禁。
「動け!」と全力で叫びます。
1つは、超満員のドームに広がる一面の青。
あの日は、90% くらいで、それでもとても多くの人の集まるお祭りで、皆 Aqours を好きでいてくれてありがとうと思ったのだけど。
それを超満員にできたのは、きっとプロデューサーさんたちのおかげです。ありがとう、ありがとう…。そして、目に焼き付けてください、Aqours の輝きを…!
そして、衣装から察せられるように、やるのです。自分を変えようと足掻いてきた、国木田花丸、小原鞠莉、そして桜内梨子の衣装替えを…!
画面の外にまでこぼれ出る青の羽根の輝き。
私はこの風景を一生忘れたくない。だからこうして文を書くのかも知れません。
「ココロに刻むんだ この瞬間のことを」。
終わった…。今まで生きてきてよかった…。
終わっていない…!?素晴らしい時間はまだまだ続くのか…!?
「スター宣言」!?カップリングなのに、やってくれるんですか!??
頑張ってきたことは絶対意味がある。それが「すりキズ」になったって、きっと「勲章に変わる」。そうやって励ましてくれる、とても Liella! らしい歌。
今年始まって以来、何度こうした言葉に救われてきたことでしょう。
あれから1年。頑張ってきた自覚が無いわけじゃなくて、この1月のころと比べたら自分でも驚くほど気持ちに余裕ができていて。
でも、まだまだだと思うこともものすごく沢山あって。そんな自分のまだまださについてすごく背中を押されている気がして。今日がいかに最高の日で、極端な話 思い残すことがないとさえ思っても、次の日からまた頑張っていこう、そういう気持ちにまたしてくれた大変素晴らしい曲でした。
まだ1つ目のブロックさえ思いの外長く、大変満足させられるもので、その後も素晴らしい曲が数曲続いて行きますが、演者がコラボになる地帯に差し掛かると…
ん…?
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ Mix shake!! だ〜〜!!
膝から崩れ落ちるとはよく言いますが、このときは崩れ落ちるばかりか、立ち上がれなく成ってそのまま数秒のあいだ椅子にへたり込んでしまい…
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのことはあまり詳しくなかった私ですが、この曲には異常に夢中になって執着しており、10 月ごろから聴き始めたにもかかわらず今年の Sporify の最多再生曲にもなっていました…。曲の構成ェ…
曲の流れ完璧すぎるのな、
— センケイ 文学フリマ東京37 そ13-14 真剣な遊び (@a33554432) October 24, 2023
B メロ (174) → イントロ (174 → 348) → A メロ (348) → B メロ (87 → 174) → サビ (348) → 間奏 (348) → A メロ (87 → 174) → 間奏 (348) → B メロ (87) → 落ちサビ (174) → サビ (174 飛びポ → 348) → 大サビ (348 → 174)https://t.co/X8OhUY5BfS
救われました pic.twitter.com/ZMSkZBc8s2
— センケイ 文学フリマ東京37 そ13-14 真剣な遊び (@a33554432) December 11, 2023
この日一日で何回、もう思い残すことはないって思えば良いんですかね…や、相当長生きするつもりなんですけどね。だし、上で書いたように、また次の日から頑張ろうって。
「Shake!! Shake!!」プロテインも買ったし、これからも毎日鍛えていきますよ!
それにしても、これで1ブロックですか…??もう燃え尽きますよね…笑
いや、まだまだライブは始まったばかり。
2ブロック目、カワイイブロックで、「無敵級*ビリーバー」や「Happy Nyan! Days」、「キャットスクワッド」などに焼き尽くされていきます…。成る程、アイドルマスターに猫っぽい曲があってまさかとは思ったけどここで実際にぶつけ合ってくるとは。伊藤美来さん…。逢田梨香子さん…。
よ、よし!このブロックも他にも眩耀夜行や Dancing Raspberry など心を撃ち抜かれたものが無数にありましたが、言葉がまとまらないおかげもあってか何とか駆け抜けましたよ!
魂のぶつけ合いか…?後半戦
さて後半のブロックが始まるかと思ったらその前に、そうそう「スクールアイドルミュージカル」のみなさんもいらっしゃってて…
ビャ゛〜〜〜!!「ゆめの羅針盤 (コンパス)」だ!
これは1つの曲に別の曲 (ひいては他校の想い) が混ざっているのがポイント of ポイントで、その魅力を読み解きたくてほぼこの曲のためだけに 5,000 字くらい書いているのであまり多くは語りませんが…、それくらい思い入れの強い曲です!
自分の周辺は主にプロデューサーさんだったので曲発表時に一人絶叫しているやつみたいな構図になってしまいましたが、ご容赦ください…笑
や、この日何回、これはど〜〜〜しても聴きたかったという曲が出るのだろう…。
そして恐ろしいのは第3のブロック、カッコイイブロックです。
「MY舞☆TONIGHT」の花宮初奈さん、「俠気乱舞」の小宮有紗さんの和装の衣装にかなりやられているのですが、この後のノンストップでバリッッバリいい曲の続く感じがもうたまりません。
「Wandering Dream Chaser」→「KNOT」→「無自覚アプリオリ」というこの流れは凄い!
ここの3つの曲はいずれも、予習時にこれカッコイイし披露されたら嬉しいと思ったものの、生憎あまり繰り返し聴けてはいなかったのでうろ覚えではあったのですが。
しかし、うろ覚えかどうかなんてことは全然貫通して心に刺さる、バキバキにハードでかっこいい曲が続く、最高に酔いしれられるひとときでした…。
共通して言えるのは、3曲とも歌い分けがはっきりしている点でしょうか。
手足を複雑に動かしながらもスパーンと突き抜けるハイトーンを、1名1名声のはっきり分かる形で歌ってらっしゃり、これが本当にかっこいいんです。
あと3曲ともエフェクトの音の作りがかなり丁寧で美しい…。
ノイズのようでいてめちゃくちゃ繊細な手付きで音素を作ってらっしゃいますよね、これ。
小刻みで妖艶な手の動きとは好対照をなす伸びの多いヴォーカルのある Wandering Dream Chaser。
同じく小刻みで妖艶な手の動きがあり、それに沿うように歌も小刻みに入る KNOT。
倍テン*1、元テンと目まぐるしく変わるリズムやエフェクトを追いかけて身体全体で激しく踊る無自覚アプリオリ。
どれも最高で、しかも興奮冷めやらぬうちに次々来ることで相乗効果を起こしており、自分が今まさに経験していることがとても現実とは信じられません!
(どれもまた聴きたくてたまらないので、単独申し込みましょう…って、まさか、「アイドルマスター シャイニーカラーズ」と「蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」ってイベ被りです…?わしゃどうすりゃええんじゃ…?)
ここで完全に脳みそ破壊された状態で、
嘘でしょ、「Just Believe!!!」来るん!?
やば、Just Believe!!! が一番好きかもしれん…きれいな歌だな…
— センケイ 文学フリマ東京37 そ13-14 真剣な遊び (@a33554432) February 27, 2022
好きなんですよ、ほんとに…。これは今はなきスクスタというアプリでメンバーが増えたことを祝福する曲で、4th でもアンコール最後の曲であり大トリを飾るに相応しい元気できれいでかっこいい曲で…。「もう 一人の夢じゃない」なんですよ…。
「Just Believe!!!」
嗚咽の入り交じったひどい叫びでコーレスをしてしまいました、すみません…。これも声出し後初現地なのか自分…。満員の東京ドームでこれを聴かせてくれて、ありがとう、ありがとう…。
それでも進むことをやめない、「これで満足した」と一息つくことを許さない異次元フェスは、怒涛の勢いで名曲をぶつけてきます。
「Raise the FLAG」、愛美さんもご参加されている曲でかっこいい曲があったのが記憶に残っているけれどもあれもここでやるのか…!
コンテンツでの目覚ましいご活動を経てソロ活動を再開された愛美さん、その再開にはたいへん喜ばされたものですが、ここでも大変堂々と歌ってらっしゃっていて、貴方は間違いなくロックンロールスターです…!
あと驚かされたのは、桜守歌織役をされている香里有佐さんのクールさです。歌織という人物は音楽の先生をしていたという人物で、穏やかに歌うキャラクターを想像していたのですが、こういうハスキーで突き抜ける歌い方をされるのですね、心震えます…!
それで…本当に間髪をいれずに来る!で、「Day1」!?そういうベクトルのかっこよさも、やって頂けるのですね……!?
さっきも貼りましたが、この歌にはどれほど救われてきたことでしょう。
Liella! の中の推しである平安名すみれがせんたーの曲であるという点も大きいのですが、やっぱり自分は「今までダメな生き方だったな」「非効率で、時間を無駄にしてきたな」ってことばかり考えてしまうので、「思い立ったらその日が始まり」と言ってくれるこの歌がどれほど救ってくれたことでしょう。
初見のかたも多いであろうこの会場で、カップリングのこの曲を出してきてくれるということが、Liella! やスタッフの皆さんにとっても大事な曲なんだと示しているように感じられ、ますますさめざめと泣いてしまいます。
いよいよ4つ目のブロック、究極のブロック。
後半に行くにつれて、もう多くの方にさんざん書き尽くされていて僕がいえることは無いという気もしますから、3つだけ行きましょう。
「Snow halation」も、とても言葉がまとまりそうにないというのもありますし、最初に言っておくと敢えて言及しません!笑
さて。
まずはシンデレラガールズによる楽曲「さよならアンドロメダ」を、アイドルマスター ミリオンライブ!と Aqours による歌唱で。
プロデューサーさんからは、この歌はすごく好きなのですがまさかやるとは思わなくて、というお話を伺ったりもしました。
そんな大切な歌を、Aqours も歌ったという状況に感謝しかありません。
Aqours にとって星を見に行くということは、卒業して離れ離れになるメンバーたち、そして残されたメンバーにとって、同じ空で繋がっていることを確かめるという大切なもの。
想定されているシチュエーションは違うかも知れないけど、まさにそれをなぞるかのようにも見えるその歌詞に、ここでもまたはらはらと涙を落としてしまいます。
次は Liella! による「私のSymphony」を、Liella! とアイドルマスター シンデレラガールズで。
この曲、シンデレラガールズの文脈とはかなりシンクロしているのではないでしょうか??
だって
なんでもできそうなあの子も
いつも笑い絶やさないあの子も
迷いながら 戸惑いながら
きっと夢をみてる
ですよ!
ただでさえ歌詞もメロディもよく、Liella! にとって大切な歌でもあって涙が千切れそうなのですが、それをこうやってシンデレラガールズの文脈にも広げて…。おぉ…。
(敢えて不満を言うなら、シンデレラガールズの皆さんの抜きの映像があまり映されなかった点でしょうか。機材トラブルだったのかもしれませんが、はっしーさんのことも推していて追いかけているのもありますし、何とかよろしく頼みますヨ!笑)
自分も負けていられないな、「ちっぽけな昨日までの私」のままでいないで日々進んでいこう、ライブ終わったらまた明日から頑張ろうと改めて勇気づけられた終盤。
しかしライブはここからまだまだ加速していきます。
個人的に「これは凄い!」となったのは、ストレイライトの楽曲で「Tracing Defender」。
メンバーはかなりオムニバスで北原沙弥香さん(和泉愛依役)、集貝はなさん(的場梨沙役)、駒形友梨さん(高山紗代子役)、斉藤朱夏さん(渡辺 曜役)、林鼓子さん(優木せつ菜役)、岬なこさん(嵐千砂都役)、大熊和奏さん(若菜四季役)、野中ここなさん(村野さやか役)ということです。
ラブライブ!組はこれみよがしにフィジカル強い組なんですよね…。各グループからもっともダンスの強いメンバーをぶつけてきてらっしゃる。ということは、アイドルマスターの皆さんもそういうメンバーなのでしょうか。
お一人お一人に本当に目が釘付けになります。いっときも目が話せません。
ハッキリ言って、人数分8回全く同じパフォーマンスをやって欲しいと思うほどですよね笑、どのかたの動きも、最初から最後までじっくり拝見したいです。
これが1回こっきりなんて、なんて寂しく、それゆえに贅沢な時間!
プロデューサーさんにお聞きした話ではこの曲は、独立に頑張ってきた一人一人が、この曲では協力し合う、そういう曲なのだそうです。
仲間だけどライバル。そういう魂のぶつかり合いは、お一人お一人を見ても熱く、そして全体としてのダンスのエネルギーはさらに熱く、決して単純な8倍ではない相乗効果を生んでいたことでしょう。
そんな、この場限りの貴重な、熱く燃え上がる時間があったことを、大変嬉しく感じます。
…そんな、50 曲にも及ぶライブも有限のもので。
永遠かのように感じられたその舞台も、やがて終わりの時間がやってきました。
しかし、短かったとは言いません。
ひとつひとつが強烈で、それはどのグループが屈指の名曲を持ち寄っているから、単位時間あたりの曲数以上に一層濃密なものになっていたのでしょう (こと Liella! についてはカップリングも出してきてそれをやっているので、かなり絶妙なやり方で至高のセトリを組んできたという感があります)。
とても長く充実した時間に感じられましたし。
終わったあとで、自分も含めてこんなにみんな放心状態になっているライブも珍しいな。
— センケイ 文学フリマ東京37 そ13-14 真剣な遊び (@a33554432) December 12, 2023
ショートもあったとはいえ 50 曲あったうえに、全グループが一番「お前ら全員これ好きやろ」という濃度をぶつけてきてて、盛り上がり性という意味では通常の何倍もの火力があったということだろうか
それに、なんとなく、ライブが終わったという実感がなぜか全然ついてきていません。終わってしまったのだ、これと全く同じようなものはしばらくは見られないのだという嘆きがあんまりなくて。通常以上にライブの体感が心に染み込んで残っているのかも。
あと、それぞれ個別のライブに行ってみようという楽しみが残っているためかも知れませんね。
予習においても、好きになれる曲をとてもたくさん見つけることができましたし、好きなグループやユニットもたくさんできました。それができただけで、フェス本番前にもうフェス1個分くらいの満足が合ったかも。それにフェス本体の満足度が上乗せされて、それだけでもうしばらくはやっていけそうだという感も。
予習していて、特に心を奪われたポイントなど、ちょっと置いておきます。
アンティーカ、ストレイライト、ノクチル、コメティックあたりはユニット単独ツアーあったら行くだろうなという異様なハマり方をしている
— センケイ 文学フリマ東京37 そ13-14 真剣な遊び (@a33554432) December 12, 2023
Moonrise Belief についてもすぐ考察書くのでちょっとまってね。
そういうわけで、今回は大変満足なライブでした。
鳥肌が立った崇高を追体験した Rat A Tat!!!。
東京ドームでまた見ることのできた WATER BLUE NEW WORLD。
強い執着が救われた Mix shake!!。
大トリともみまごう眩しさを感じた Just Believe!!!。
皆で星を歌う想いを感じたさよならアンドロメダ。
「夢をみてる」文脈の混ざりあった私のSymphony。
魂のぶつかり合いが火花を散らした Tracing Defender。
こうした曲たちのあったことを胸に抱いていれば、この先辛いことがあったとしても、きっと大丈夫。
またちょっと湿っぽいかな笑。
とにかくそれくらい最高の1日で、その最高は今この瞬間もまだ続いているという感じです。
でももうすぐ1万字になっちゃうし、この辺にしておきましょう。
それに、武蔵野の森総合スポーツプラザに向けて、我らが本命の Aqours に想いを固めていかないとね。
それでは、ここまで読んでいただいてありがとうございました。
多少でも、フェスを思い出す一助となれば光栄です。
また、どこかの単独ライブでお会いしましょう!
*1:体感テンポが倍に感じられる演奏。典型的にはスネアの裏打ち。