ラブライブ!シリーズ

スクスタ22章で育ったもう1つの夢と、1人の人として生きること

こんにちは。センケイです。 一時はどうなることかと思いましたが、ようやくニジガクらしいとでも言うべき展開になってきましたね。 それに、複数の問題が同時に解消されてくるところは、ラブライブ!シリーズらしいともいいますか。 他を尊重し合うハートフ…

音楽が物語になるなかで私たちが受け取ったものは アニガサキ13話感想

こんにちは、センケイです。 いよいよ第13話。次々とメンバーのソロライブが繰り広げられていきましたね。 個人的にはそんな A パートを、今回は全部やり尽くしたあとで結果だけ見る回というか、エンドロールというか、そういうものとして見ていました。 こ…

市民の夢を作る、私とあなたの夢 アニガサキ12話感想

道は違えども、夢を追求していく。 そのような美しい物語について話をするとき、いったいどんな言葉を選べば良いのか、これがまたなかなか難しいところです。 ただ、このブログの場合はずっと「社会」を意識して書いてきていますから、今回もあえて「市民社…

特別なあなたの顔、唇、そして絶妙な関係 アニガサキ11話感想

こんにちは。センケイです。 さて、スクールアイドルフェスティバルに向けて動く高咲侑と、上原歩夢から見た高咲侑とのギャップがますます大きいものになり、一言でうまく全体を捉えようとするのが難しくなってきました。 それでもあえて手がかりを探ろうと…

スクスタ21章の中で確かめられる信頼関係

21章は20章と比べるとかなりストレートに素敵なお話で、言葉を付け加えるのも野暮かも、という気持ちは少しありました。 しかしそれでも、裏切りや信頼、「愛」とは何かを考えてみたら、考えてみる前よりはいくぶん、感じられたことが増えたように思いますの…

土台になっていく同好会の光と影 アニガサキ10話感想

こんにちは。センケイです。 箸休め回としてわちゃわちゃの魅力を描きながらも、物語が確実に前に進み、またトラブルの予感も描き出す。 そんなラブライブ!らしさの詰まった見事な回でしたね。 しかも、そのトラブルの予感からかえりみてみると、今までの様…

ゲームセンターと音楽ゲームのことを思う

こんにちは。センケイです。 考えてみれば、これまで過ごしてきた年月のそれなりに多くは音ゲー、要するに音楽ゲームにお世話になってきたものでした。 そして、わりと いにしえのオタクである自分にとって、音ゲーに夢中になるきっかけをくれたのはほぼゲー…

手には妥協も隠しごともない アニガサキ9話感想

こんにちは。センケイです。 果林先輩の姿はまさに代表として表舞台にたつにふさわしい勇ましさがあり、かっこよかったですね! ところで、個人的な話ですが、1話のときに薫陶を受けたある読書会がちょうどこの土日にも行われていました。 けっこうその内容…

雨を味方に作りあう、1つの未来の物語 アニガサキ8話感想

こんにちは。センケイです。 うすうす思っていたことですが、最近ますます確信してきたことがあります。 アニガサキがありとあらゆる若者の悩みを丁寧に拾おうとしているように見える点です。 昔からあるような生きづらさ、最近に始まった生きづらさ、とくに…

家族をもう一度受け入れること、信じること アニガサキ7話感想

こんにちは。虹ヶ咲学園社会科学同好会です。 嘘です。 こんな観点から書かれた記事を読みたい!という一心で、なかでも特に社会学を参考にしながら文を書いてきましたが、それを面白いと仰って頂けることもときどきあって、とても嬉しく感じています。 まだ…

デジタルと、生=ライブ、どちらも大切なもの アニガサキ6話感想

こんにちは。センケイです。 今までで一番泣いたというお声が続出する中で、一介のオタクの自分がはたして、少しでも付け加えて言えることがあるだろうか。このような気持ちに、何度なったことでしょう。 しかし、それでも、書きたい気持ちは抑えられません…

あなた、私、そして自然の変化を愛すること アニガサキ5話感想

こんにちは、センケイです。 今回もたいへん尊い回でしたね。 その印象の強さのあまり、しばらく叫び声ばかりのツイートをしていたのは、私だけではなかったと記憶しています。 スクスタ20章もまた別方向に大変印象を残すものでしたが、ひとまずはこちらの記…

スクスタ20章から見えてくるアニガサキの勇気

こんにちは。センケイです。 スクスタ20章は賛否はともあれ、かなりのインパクトを残したと思います。アンビバレントな感情が心に刻まれたのは、私だけではないでしょう。 今回は敢えて、2つの理由から、このテーマに踏み込もうと思います。 第一に、奇しく…

つむぐ歴史、頼れるもう一人 続・アニガサキ3話感想

こんにちは。センケイです。 前回の3話感想では少し長い文を書いたものの、まだまだ熱意を持て余しているので、ええいままよと、感想の続編を書いてしまいました。 4話で新たに分かったこともありましたので、それも踏まえて楽しんでいきましょう。 手短に…

私は、私たちは、今この場で生まれるもの アニガサキ4話感想

こんにちは。センケイです。 ※ 2020/12/07 追記 ↓↓ Google でこの記事が比較的上位に出てきているようで、ご愛好ありがとうございます。 アニガサキ1期放送について、毎週各話の感想を更新しておりますので、よろしければこちらもお楽しみください。 ※ 追記…

「個人の好き」は、「皆の好き」の敵じゃない アニガサキ3話感想

こんにちは。センケイです。 いよいよ推し回ということで緊張して待っていましたが、そのインパクトは想像以上のもので、どう書いたものかと大分悩みました。 が、彼女の目指した「パブリック」を考えることで、ひとつ、この回をじっくり吟味できるかもしれ…

一人のかわいさからコミュニティーのカワイさへ アニガサキ2話感想

こんにちは。センケイです。 いきなりですが、最初にこのブログの方針について、少しお知らせします。 私は、色々な本で見つけた話を持ってきて物語を読み解くのが、自分の趣味や文章に合っていると思っているので、いつもそんな風に参考文献を載せた記事を…

好きを好きと言えることと、それを受け入れること アニガサキ1話感想

こんにちは。センケイです。 自分は割と多趣味で、色々な「好き」のお話をさせていただいているので、推しアニメといえど大量のツイートは避けようかなとは思っていました。 しかし第1話、かなり期待していたのをさらに大きく上回って素晴らしく、当初の予…

スクスタの感想を全体的にいろいろ書いていく回

こんにちは。センケイです。 追記:20章、21章について 2020/11/02 時点で、「スクスタ 感想」で検索すると私のこの記事が上位に来ていることに気付きましたので、20章についての感想へのリンクを設置いたします。 a16777216.hatenablog.com また、2020/12/1…

どちらの立場に立っても「応援するけど差し替える」一択だと思えた件

私の中のオタクとフェミニスト 信じたい物語に気をつけたいということ 補:頂いたコメントやその後の展開を受けて 参考文献 これ以上なにか言うべきか迷っていました。 しかし、個人的な目標として 「作品が社会に与える影響を研究したい」 と掲げている以上…

μ's は幻なんかじゃない

μ's がもう一度見れる日が来るなんて、 フェスが開催されると知った日であっても、 チケットを手にしたと知った日であっても、 依然、信じられずにいました。 千本浜の夕涼みのなかで見た e+ からの通知に大いに喜ぶも、 それが本当なのだとわかるまでには …

ラブライブ!を研究するためにすべきことを整理する

問題提起:人類はラブライブ!を知っているか テーマ設定:私や世界はラブライブ!の何を知りたいか 既存の研究:世界の誰かが走ってきた道 環境:自分の身を世界にどう置くのか 結論:まとめ 参考文献:気づいたばかりの夢に向けて 問題提起:人類はラブラ…

読書を通じてサンシャイン!! を楽しもう #05 現在と音楽編 〈いま〉という演奏の場

こんにちは、センケイです。 今回も長い記事になりますが、 最初に結論から書きましょう。 Aqours の大きな魅力は 〈いま〉を追求することにあり、 それは音楽とよく似ている。 音楽は、 ある瞬間だけを単独で切り取っても 曲にはならないという意味で、 い…

読書を通じてサンシャイン!! を楽しもう #04 システム論編 虹のオートポイエーシス

複雑なものを理解する、システム論 輝きの数理モデル 言葉で捉え直す、羽根のオートポイエーシス 私たちファンが作る虹のオートポイエーシス 最後に 参考文献 書籍・論文 映像作品 Web サイト こんにちは。センケイです。 ここまで主に社会学の観点から、 サ…

入社しました

こんにちは。センケイです。 ブログというと、○○を退社しました、というものを よく見かけるような気もしますが、 やっぱり入社モノもう少しあっても良いと思うのです。 入社というのも、 ドラマに満ちた瞬間だと思います。 自分の場合も、世に溢れるあまた…

読書を通じてサンシャイン!! を楽しもう #03 移動と都市編 ほんものに続くバスの道

はじめに 都市と移動の理論 都市が失われる理由 移動のパラダイム 移動にはどんな種類があるのか 物理的な移動の方法 非物理的な移動 サンシャイン!! における移動の時空間 足による移動 鉄道による移動 自動車による移動 飛行機による移動 情報空間内での/…

読書を通じてサンシャイン!! を楽しもう #02 存在と情報編 出会い、生きるリアリティ

Aqours の範囲と満たすべき条件 作中における Aqours の範囲 Aqours は集合なのか、性質なのか 情報空間と虚構空間の実在性 動機としての情報空間と虚構空間 虚構と情報がもたらす出会い ライブの空間と僕らのLIVE まとめ 参考文献 書籍・論文 オンライン 映…

読書を通じてサンシャイン!! を楽しもう #01 自己物語編 私たちとみんなの物語

失敗を乗り越えるための社会的な自己 他者との共同編集 ドミナントの卒業 物語を支えるみんな 自己の力強さと難しさ 変わらない自己の力 自己の限界と、再び他者の力 みんなで叶える物語 WONDERFUL STORIES への凝集 WONDERFUL STORIES に学ぶ現代の処世術 …

読書を通じてサンシャイン!! を楽しもう #00:事前準備編 知識の海ずら

なぜ読書を通じて楽しみたいのか 理由①:作品を楽しみたい 理由②:社会とのつながり 理由③:わたしにできること 理由④:数奇なタイミング 既往研究&考察の調査 さまざまな考察ブログ 「ラブライブ 社会学」 「ラブライブ 表象文化」 「ラブライブ 物語論」 …

読書を通じてサンシャイン!!を楽しもう #-1 準備の準備編 ラブライブ!は「都市」を再定義するのか?

ラブライブ!は「都市」から始まる 都市とは何か 都市が何を作るのか 何が都市を作るのか サンシャイン!!が促す、都市の再定義 沼津市の人口と観光人口 サンシャイン!!による沼津市の再「舞台化」 サンシャイン!!による包括的コミュニティのきざし 整った『…