私は、私たちは、今この場で生まれるもの アニガサキ4話感想

こんにちは。センケイです。

 

※ 2020/12/07 追記 ↓↓

Google でこの記事が比較的上位に出てきているようで、ご愛好ありがとうございます。

アニガサキ1期放送について、毎週各話の感想を更新しておりますので、よろしければこちらもお楽しみください。

 

※ 追記ここまで ↑↑

 

毎回期待を上回る見事な回が続いており、言葉になりませんね。

 

絵や動き、音楽のもたらす魅力を文章で表現するのはまったくもって難しいことです。

しかし、それを文章で表現することこそが私たちのできることならば、それを喜んでやっていきたい。ですよね。

 

そんな中でも納得のいく文を目指すべく、今回はちょっと趣向を変えて、短い準備だけで本編を走っていきたいと思います。旅の荷物は身軽に行きましょう。

 

とその前に、オープニングで一瞬中須かすみのアップが飛ばされてからまた戻ってくるシーン、これ良くないですか?

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出典: ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 4話/©2020 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

3話の「それは嫌だよ!」と通ずるところがあって、感動を通り越してちょっと面白くさえなってしまったので、もしかしたら多くの方がすでに仰っているかもしれませんが…、改めて振り返ってみました。

 

オープニング1つ取っても見るたびに発見があるというか、語るに尽くせませんねぇ。個人的に音について言えば、サビでかなりシンバルの音が増える点も胸の高鳴りを強めてくれて好きです。

 

 

アイドルのための言葉の準備

 

さて、能書きは手短に済ませたいと思いますが、3つのコンセプトの用意だけ、よろしくお付き合いください。

 

まず1つ目は、「正しい」に絶対はない、ということ。

 

例えば科学、あるいは偉い権威の言うことは、いつも正しいと言えるでしょうか。

そもそも「科学的に正しいとは何か」を追求してきた20世紀の学者たちは、科学の「正しい」が絶対的ではないことを述べてきました。ポパーは、新事実の発見などなどによっていつでも科学的「真実」が反証されうることを、クワインは、どの「真実」でも覆される対象になりうることを宣言してきたのです*1

 

また、権威や科学の力とくらべ、日夜膨大な量の情報交換をする「みんな」の力や、膨大な計算を瞬時に行える機械学習 (平たく言えば人工知能) の力が、相対的に強くなってきています*2

つまり、誰が「正しい」を知っているのか、何が「正しい」のかという問いは、近年いっそう難しくなっていると言えるでしょう。

 

2つ目は、グループやアイデンティティは、動的であるということ。

 

アイドル/メディア論講義』が言うには、アイドルの示す「約束」や未来の展望が、アイドルらしさやライブの臨場感を作っているそうです*3

少しかたい言葉で言えば、アイドルのアイデンティティは「パフォーマティヴ (≒行為遂行的) 」である。約束や予知のような、それ自体が効果を及ぼす行為こそ、アイドルをアイドルたらしめているというわけです*4

なお、『物語の哲学』では、行為遂行的なものの例として約束の他に、名前をつけることや賭けをすることなどが挙がっています。

 

3つ目は、前回の記事で少し触れたものですが、親密圏がパブリックな繋がりを補う、ということです。

 

つまり、硬いルールや組織のかわりに、個人的に好きだよということが、ボンドとなって働くということです。

一言で言えば、その名もズバリ「愛」の力ですね *5

 

 

さて、準備も出来ましたので、今回も出発していきましょう。

 

少し、前回の振り返りを

 

ルールや1つの強い目標にとらわれず、1人1人が好きを追求できる場として、同好会は再出発をし始めました*6

 

ですが、そのような場で、それぞれバラバラな「好き」をまとめられるほどの強い結束を作ることが出来るのか。これはなかなか難しいことで、言ってみれば、人類に投げかけられた課題だとも言えるでしょう。

 

これにもめげずに彼女たちは、苦難を乗り越えます。「他者」を受け入れ、クリエイティブをぶつけ合うというコミュニティ。そして「愛」彼女たちはこれらの力によって、ルールや体制に頼らない結束をみいだしてきました。

そしてそのようなぶつけ合いの先陣を切るように、屈指のパフォーマンスを示した優木せつ菜。そんな3話も素晴らしいものでしたね。

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出典: ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 4話/©2020 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

(「これは、始まりの歌です!」も、未来を示す言葉という意味では動的で、パフォーマティヴ≒行為遂行的ですね。あと、ハキハキとした物言いも相まって少し等身が高く見える描写も良き良きです。)

 

せつ菜がずっと心に抱き、歩夢、侑、かすみが作り上げてきた、皆の好きを受け入れる場。それは、他者の力で強くなるような場とも言えましょうか。これは、この現代にこそ求められる、最先端のコミュニティのあり方かもしれません。

 

この時点で同好会は、そのアイデンティティを動的にアップデートしていく柔軟さを示してきていますが、これは宮下愛によってさらに大きく羽ばたく形になります。

 

 

まとまらない場でも、結びつきを!愛の配慮の力

 

加入するやいなや、愛は早くも力を発揮し、新しい強みをもたらし始めます。

まず最初の会議の場面では、みんな別々の主張をしているという旨を、愛は単刀直入に告げてしまうのですが、これはおのおのが「好き」を追求できるために、とても大事なヒトコトに思えます。

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出典: ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 4話/©2020 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

「好き」をぶつけ合うために必要なのは、本音で自由な発言をすることが許される空気感。「心理的安全性」というべきものです。このストレートな物言いは、まさに「この場には発言の自由がある」ということを、皆に感づかせたことでしょう。

 

 

また愛は、同好会の結束に役立っている「個人的に好き」という親密圏の力を、あるいは人の好きを尊重できるという場の持つ力を、誰に言われるともなく膨らませていきます。

 

せつ菜の好みとする作品を聞くやいなやさっそく鑑賞しようとする愛。この細やかさが、ちゃくちゃくと同好会の目指した理想、「個人的に好き」を通じて人と人が結びつける場、に現実味を与えていきます

ところで直接関係ないんですがこのアニガサキでは、人物の表情の振れ幅が驚くほどいかんなく発揮されていますね。せつ菜があまりやらなさそうなこのあどけない仕草は、ほんとうに悪い…、いや笑、良い仕事だと思います。

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出典: ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 4話/©2020 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

この場面ではせつ菜が「せっつー」と名付けられるのですが、おっ、でましたね「名前をつける」というパフォーマティヴィティ。

 

 

愛はさらに、誰も排除されない場というのを率先して生み出していきます。結果的にはこれも、同好会の理想を広げるものになったと思います。

愛とともに加わった天王寺璃奈はどうやら内なる炎を燃やしているようで大変魅力的に描かれていますが、作中の登場人物からすると、必ずしもその内面が直感的に理解できるわけではありません。

そのような璃奈がディスアドバンテージを持たなくてすむように、すかさずサポート。メンバーから璃奈への「好き」が生まれやすくなるサポートとも言えるでしょう。

誰しも排除されず、だからこそ他者の力が皆を強くできるようなグループを、他者としてばかりではなく、早くも内側から作り始めているのです。

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出典: ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 4話/©2020 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

この璃奈の頬や表情もたいへんに悪い…、いや良い描写ですね!

 

愛は、同好会の理想でもあり力の源でもある親密圏、好きで人をつなぐ場、が培われてくために、かけがえのない人物だったのです。

 

未知の問いに立ち向かう

 

さて、少し時間は前後しますが、スクールアイドルに必要なこととは何かが投げかけられる、「正しさ」のない場面です。

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出典: ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 4話/©2020 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

変わることのない「真理」なるものが揺らぎつつあるような現代、私たち人類は何が正しいか必ずしも明らかじゃないような場面や問いに、さらされ続けています。

彼女たちが向き合うこうした場面での悩みも、きわめて現代的だと思います。

ラブライブ!は代々、廃校や自分たちらしさといった、現代的な悩みを乗り越える作品としても名高いという印象ですが、これについてはまたの機会に。

 

勉学や運動においては、自ら実践することも人に伝授することもうまい愛は、ある意味では「正しい」の天才であったのでしょう。

しかしソロ活動をするという同好会の行く先に明確な「正しい」はもちろんなく、自ら気づいた問いに自ら頭を悩ませることになります。

 

これはアイデンティティの問題でもあるでしょう。グループの未来という意味ではグループの、自分の未来という意味では自分のアイデンティティアイデンティティもまた揺らいでいる現代では、これはますます難しい問題です。

 

朝、走る愛。

ところで、この作品は東京の風景が綺麗に描かれており、街の魅力を再発見するのにも一役買っているように思います。

ぼくの好きな THE BLUE HEARTS「街」という歌では、毒ガスや泥水ばかりに見える都会は、同じ熱意を持つ者が居ることで辛うじて価値を持って見られるわけですが、この作品の視点、あるいは愛の視点かもしれません、は都会をデフォルトで美しく描きます。

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出典: ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 4話/©2020 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

エマ・ヴェルデという人物は、アニメではまだその描写は少ないですが、人のネガティヴな思考をケアしてポジティブに向き直させることに長けた人物だと思います。

 

ちょっとした気付きから相手を導く大人なさまに、魅力が満ち溢れていますね。誰かの物語を再構成するための手伝いをする。「ナラティヴ・アプローチ」とでも言うべき、他者の力です*7

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出典: ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 4話/©2020 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

「(自覚が) ないからいいんだよ」という気付きをほのめかすこのカット。さらっと言っているように見えますが、これはとても大事なことだと思います。

 

親密圏の力の1つである、相手に喜んでもらおうという力は、ときに社会の負の側面に巻き込まれることもあります。クラスで浮かないために*8、あるいは仕事でお客さんを喜ばせるために、無理に親切にしなければならないとき。

まとめて言うなら、周りから求められて気遣いをすることは、「冷たい親密性」として危険視されています*9

もちろん、同好会のみんながそうしたことを人に無理強いしたりはしないでしょう。それでも、喜んでもらうために皆に気を遣いすぎてしまう、というおそれはゼロではありません。

 

しかし、愛がそうしたプレッシャーを感じたからではなく、無自覚に楽しいことを追求したからこそ皆を喜ばせていたということを、エマは愛に気づかせたのでした。

確かに振り返ってみれば、愛はとても自然に、「個人的に好き」で人と人を結びつけることをやってきていました。このこと自体、愛の「好き」の一部をなしていたのでしょう。

 

ルールや目的の共有でグループを結び付けないと決めた今、頼れる絆はおもに「個人的に好き」の力。それをナチュラルに促していける愛が、4番目のお当番になったことは、ほとんど必然だったのかもしれません。 

 

生きとし生けるものの恵み

 

さらに、「楽しい」の追求はこれにとどまらず、同好会の新しいビジョンへとも発展します。

 

近年ますます、その場で動的に獲得しなければいけなくなっているアイデンティティ。楽しいことを追求する愛にとって、それを模索するプロセス自体、決して苦しいことではなかったのでしょう。

アイデンティティを探す喜びそのものを歌に変えたのか。あるいは、明るく皆を照らすことを歌に乗せたのか。このあと皆が自分のアイデンティティ探しを恐れなくなることを思えば、少なくとも部分的には前者だと思っても、おかしくはありません。

 

いずれにしても、楽しいことを追求したいという気持ちは、愛の強みを、決して答えのある問題だけにとどめませんでした。

新しいことに挑む愛の喜び、英気が、街を包んでいきます。

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出典: ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 4話/©2020 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

エナジェティックな歌は、ナチュラルに、そして街の人たちを呼び寄せます。高校生にとどまらず街の人に届くライブになったのは CHASE! 以来で、新同好会ではまだ誰も達成していない高みに、無自覚にも達してしまったわけです。

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出典: ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 4話/©2020 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

これまで、心象風景とおぼしき色彩の空間と、その外の空間との間の関係がどうなっているのか、明らかではありませんでした。

しかし上のカットを見るに、そのライブの魅力は、ときに外の世界にも浸透し、オーディエンスが街に感じる心象を塗り替えてしまうようです。

 

このライブは思うにとてもパフォーマティヴ≒行為遂行的なもの、つまり、その行為で未来を予見するものです。

「どんな日でもずっと眩しく輝」くことを約束するとともに、ソロ活動でも周りの人たちを喜ばせることをも身を持って示し、未来を約束してしまった。

 

愛はその場で動的にグループのアイデンティティさえも獲得していきました。これは大変アイドルらしい、アイドルの鏡ともいうべき鋭意でもあるし、不安定な時代を生きる私たちを励ますものでもあるでしょう。

ほとんど多くの植物は太陽光で育ち、またほとんど多くの動物はその植物に直接的に間接的に頼って生きる。現代を生きる私たちを勇気づける愛は、まさに生きることを支えるそんな太陽であったと言えましょう。

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出典: ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 4話/©2020 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

ぐぬぬちょっともう、このカットは表情、動き、髪型、リズムも歌も色味も、すべてが完璧ではないでしょうか?のんのんびより2期についての名台詞ではないですが、この日を迎えられたことを誇りに思います。

 

動的に、少女はここを定義する。この輝きが私たちだ、と。(ブログタイトルの伏線を回収しました。)

 

正しさも、グループもアイデンティティも揺らいでいるこの現代。

自ら率先して何かを行なうことで、それらを作り出し、そして作り出し続ける愛に、私たちが打ち震えないはずがないのです。

 

あとがき

 

毎回、1つの回を見るたびに丸1期くらい見たほどの満たされがあり、驚かされます。私が熱狂的なファンだからなのかなと疑うときもありますが、ファンコミュニティの外でも「虹が良い」とおっしゃる声をお見かけするので、「そうでしょうそうでしょう」*10ってなっちゃいます。

 

単位時間あたりの名場面数もかなりのもので、「別にいいわよ…」「んむぅ〜」「合格」「ぴょんはやめてぇ」など、ファンの見たい人物の姿が矢継ぎ早にドンピシャに出てくるものですから、怖いくらいです。のべつまくなしに画像を貼っていくとそれはもはや「引用」から大きくハズレてしまうと思って抑えていますが *11、最後にやはり桜坂しずくのこの芯の強い姿は引いておきたいですね。

譲らない凛とした勇ましさに期待が膨らみます。ソロ活動の切磋琢磨感も、ここで一気に出ましたね。

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出典: ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 4話/©2020 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

それにしても、朝香果林が加入しないままというのには驚きました。傘の順番から行くと、まさかのラスボス展開でしょうか。

おせっかいや名探偵で見せたような活躍が、同好会に加わったときにどう発揮されるのか見られないのは惜しいところですが、いっぽうでこれからどうなっていくのかについては、今後の展開が楽しみですね。

 

それでは、今回もありがとうございました。

また、楽しいことを追求する場のどこかで、お会いしましょう。

*1:科学哲学への招待』より。もちろん、例えば万有引力の法則は長年にわたって、かなりの事実によって確かさが検証されてきた (反証可能性に耐えてきた) ことであり、「重力は間違ってるかもしれない!」という主張は流石にナンセンスでしょう。しかしそんな重力でさえ、等身大のサイズの法則こそ反証を免れたものの、20世紀の物理学は、宇宙規模のスケールの重力の法則や、分子レベルの電磁気の法則に対して、修正を迫る実験結果を出したのです。

*2:こうした力は、法則を見つけることに強いです。つまり、「なぜいつも A なのか」を証明するとは限らないものの、「いつも A なのだ」という法則を見つける強力な舞台になっているのです。なお、特に「みんな」の力というアイデアは、『集合知とは何か』より。

*3:この『アイドル/メディア論講義』という本は、時折「パフォーマティヴ」のような硬い言葉こそ使うものの、全体的にはすっきりしていて読みやすいのでオススメです。その意味では硬い言葉はむしろ良いスパイスと言えるかもしれません。なお、オードリーについても分析があるので、個人的には桜坂しずくの回でまた猛威を振るう気がしています。

*4:行為遂行的という言葉の由来は、やはり20世紀の学者ですが、ジョン・オースティンという人によるもので、もとは言語に着目した概念です。なお、グループの輪郭が行為遂行的な物言いに見られるという見解は、『社会的なものを組み直す』にて。こっちの本は面白いですが読みやすくはなく、大変です。

*5:前回のぼくの記事で活躍した本である『モダニティの変容と公共圏』の1章3節のタイトルは「親密圏とディアボリックなもの:「愛」」。

*6:体制に抵抗して作られた反体制が、今度はまた別の体制になって圧政を強いてしまうのが、人の歴史。同好会は、そんな歴史に打ち勝ってきた存在とも言えそうです。

*7:ナラティヴと共同性

*8:他人から求められる「優しい関係」については1話の感想で少し触れました。

*9:同書にて。

*10:元ネタの出自が思い出せなくなってしまいました…。

*11:画像を掲載するさいは、kato19さんのこちらの記事を参考にさせて頂いて、なるべくこちらに沿うようにしています。