リリース版 Factorio で8時間以内攻略を目指そう

こんにちは。センケイです。

 

Factorio, 8時間以内クリアするとわりと栄光ある実績が得られるということで、0.15 くらいの時にやってみて一応成功したのですが、リリース版になったということで改めてやってみたいと思います。

実はこの記事を書いている時点ではまだ達成はしていなくて、でも6時間くらいやって多分勝ち確したと思うので、ここまでの流れを振り返ってみたいと思います。

 

なお、スタート時の資源の設定は、こちらを参考にさせていただいています。

holdgame.net

 

前回達成したときは、同じ構造を保って拡大再生産できることで知られるヒルベルト曲線の形にコンベアを配置しようとしていました。それはある程度、功を奏したのですが、後半でいろいろな小ロット生産が必要になってくると、結局だんだん破綻する形にはなりました。

なので、あまり固執せず、細長い工場にならないことだけ気を付けてやることにしましょう。アルキメデスの螺旋の四角バージョンとかでも良いんですよね。細長くせずに工場を広げられるなら。

 

小さい自己完結のラインから、やがてはそれ同士を手で、さらに自動で繋いだ大きな自己完結へと…、そんな感動をもたらしてくれる有名ゲーム Factorio. それではやっていきましょう。

 

なお、攻略のために特に工夫したことを書いておくと、主に2点あります。

セーブしたあとは工場の周辺をブラブラしながら次の計画を考えて、それでセーブせずにやめるというのをやること。これで、次再開したときの指針が立ちやすくなります。

それと、重たい製品の材料を一通り眺め回したあと、お風呂などでそれを振り返ること。少しゲームから離れてぼんやりしているうちに、兼用しやすい材料と、わざわざ遠くから調達する必要のある材料が見えてきて、これも次の指針になります。具体的に言うと、鉄板、ネジ、緑基盤あたりを適当に流しておくと、序盤で必要な輸送用/完成品アイテムのためにかなり使い回せますよね。

 

 

最初の1時間で自己完結の基礎を

結局ゲームに夢中になって、何分でどこまで来たかの記録とかすっかり取り忘れていましたが…ひとまず流れを振り返ります。

超序盤、石炭より鉄のほうが急を要したはずで、まずは鉄鉱石を(ベルトを介さず)直接 炉に入れるパスを作った覚えがあります。

アップデートによって、ハンマーを手作りしなくても、まあまあの速度で手動採掘できるようになりましたね。手動で掘った石炭を上記のパスに与えてやります。石炭は少量でも割と長持ちしたはず。

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出典:Factorio

この写真の右端の掘削機は、当プレイで最初に自己完結したパスですが、↑のように鉄板用が先だったために、確か2台目に置いた掘削機です。上部の3つの鉄採掘のどれか(多分一番右)が、最古のものだったかも。

要するに、石炭の自己完結パスと、既存の鉄のパスとを連結したわけですね。炉だけ再配置したかもだけど、なるべく大々的な再配置をすることなく完全自動化の範囲を広げます。

 

なお、ここで画面内に表示しているパスの多くは、将来できる工場のミニチュア版になります。このパスはより大きな流れには接続せず、この流れとして独立して切り離しておきます。

これは、後で気づいて結果的にそうなったものです。まずはベルトやアーム、鉄板などパーツのストック稼ぎが重要なので、あまり歩かない≒狭い範囲で、ストック作り専用のミニチュア工場を作るのが速いな、っていう。最初はこのパスに研究所を1個組み入れましたが、最終的にはそれも研究所専用パスへと移動させました。

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出典:Factorio

電気を導入し、電気掘削機を置くには既存掘削機の置き場は狭すぎたためにパスの上下を反転させたの図。銅のパスと合わせやすくなってちょうど良いです。鉄板、銅板、石のストックをまずは箱に貯めます。

 

1時間半後には石油の処理を始める

 

時間軸で正確に覚えているのは、3時間でロボットの運用を始めたということです。そのためには、硫黄による電池、プラスチックによる赤基盤、潤滑油による電気エンジンと、少なくとも3種類の石油の活用が求められます。

石油は、豊富に存在するように設定してもすぐ近くに現れることはまれで、遠くから資源を運んでくる必要が出やすいです。当プレイの場合、300 タイル分ほど離れたところに出現したため、それをつなぐに十分なベルトと、複雑な配管をするのに十分なパイプをストックして、準備万端になったところで油田に向かいます。手持ちの鋼鉄も気にしなくてよいよう、向かう前から化学プラントなどを手作りし始めるなどの工夫もしました。

これを受けてほぼ必要条件となるのは、工場がベルトとパイプを自動ストックする状態になっていること。なおアームはベルトほど大量には要らないため生産速度遅めで良いですが(使う資源が多いし)、自動ストックはやはりしておきたいところです。

かつ、それらのストックされる箱の場所は近場で固めたいですね。

 

電線および上記3種類の資源の運搬のためには、電気を現地調達しない限り、油田までまぁ2往復は必要になります。基本的な加工ができた段階で電線とベルト1本を(硫黄とプラ用)。発展的な加工まで解禁したときにパイプと、追加のベルト(固体燃料等用)を置くのが良い感じと思います。重油はドラム缶で運ぶことも最初考えましたが、やっぱりパイプが楽でした。どうも拡散方程式っぽい動きをするので、300 タイルも自然に流れるのか心配でしたが、結局ポンプなしでも十分流れてきました。

逆に言えば、様々な用途で必要になる硫黄もプラも個体なので、この時点ではパイプは1本で済むということです。固体燃料はすぐに必要になりませんが(ロケット燃料を作るとしても油田の近場で作ってしまうほうが楽)、軽油が余らないようにとりあえず流して置き、工場側で箱にでもしまっておきます。

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出典:Factorio

写真は確か1時間半くらいの時点で、油田までの1往復が終わったタイミング。

緑基盤はどうせメチャメチャ必要になるので、1ヶ所だけでなく分散して作っています。右上のマップにあるように、幸い銅資源が鉄を包み囲むように広く分布しているため、鉄の左端、右端のデュアルで、かつそれぞれ複数の緑基盤のラインを作っていくことにしました。

上の写真の左側に余地を残しておきましたが、結果的に上位サイエンスパックなど、”大物” を作るスペースとして役立ちました。

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出典:Factorio

鉄板を焼く際に、石炭を取った側に鉄板を戻してやると、鋼鉄を焼く際に少しだけ石炭のパスがかんたんにできると気づきました。

赤基盤やエンジンの生産体制も整い、青サイエンスパックも作り始めています。エンジンは一見材料が複雑ですが、ほとんど鉄だけでできるため、左側に用意したメインの工場とは分けて右上に専用のエリアをこしらえました。

 

そのエンジンのエリアよりも上のあたりに第二の石の採掘場が作れそうだったので、電気炉含む紫パック用の施設を上側に用意します。モジュールに使う赤基盤や、エンジン造りで余った鋼鉄もそのまま使えるので好都合だという判断です。

下図ではまだ紫パック用の施設を用意していませんが、電気エンジンのために重油ラインを整備したの図です。

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出典:Factorio

ロボットステーションを2つ置いて汎用資材の入手を自動化し (とはいえまだロボット数が数十程度なのでベルトなど大量に必要なものはまだ手で取ったほうが早いですが)、次に、右手に第二の緑基盤用ラインを作り始めたところです。建設の自動化ができるようになったのを早速応用し始めた形になります。

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出典:Factorio

赤〜青パックまでの研究ラインが安定して、余裕が出ている間にひたすら同様に拡大再生産を…、と言いたい所ですが、ここからが大変でしたね。

紫パックにしても黃パックにしても、かなり多品種の小ロット生産が求められるし、何が何に使われるか…という材料の流れもしっちゃかめっちゃかになります。黃パック用の軽量化素材とか、えっ今更なまの銅板とか使うの (しかも 20 枚) !?という有りさまでして。自動で建設できるようなことも意外と少なく。

なので、このあとは、気がついたらあっというまに3時間経過の状態から6時間経過の状態にまで進んでしまいました。が、それについてはまた次の記事で。

 

ほんとは材料の流れをストリング図で書けたら面白いと思いましたが、何の圏を使ったら良いか自分にはまだ分からなかったので、それはまた別の機会に。

 

それではここまでありがとうございました!

また、自動化の夢や興奮のあわいのどこかでお会いしましょう。